今日の伊豆千穂は脳天気

管理人の 伊豆 千穂(いず ちほ)です。 こちらでは、私の作ったプログラムについての 御質問、御要望にお答えしていきたいと思います。

2006/07/19

サザンクロス

おいといてぇ? という 15ゲーム を作った後、
これの発展系を作れないかなぁ... と思いました。

で。最初に考えたのは

・ 15ゲームのコマをサイコロに置き換えて、スライドさせるかわりに転がす動きをさせることで
数字(または絵)を合わせて完成させる

といったものでした。

既に名前も考えてまして、きっと「散々苦労する」のと、当初は 3x3 の9個から始めようと
考えていましたので、「サザンクロス」としようと。

ただ、解くのにどれくらいの難易度になるのかが全く想像もつかなかったので、
まずはリアルに作ってみようということになり、9つのサイコロを紙を切って作り
実際に転がしてみました。

すると...


む、難かしすぎる...。

ルービックキューブを解くのは、もう慣れちゃったので何でもない私ですが、
数学はからきしですので、はじめてのこいつはようわからん動きをします。

解いている最中に手が滑って転がり出してしまうと、
どの向きだったのかもわからず、また1からやり直しです。

結局、1度も完成させることはできませんでした。
   (きっと完成までにとっても多くの手数を要することになることだけわかりました)

15パズルでも苦手な人は見向きもしないでしょうから、
こいつはきっとほとんどの人に敬遠されてしまうことでしょう。


ということで、残念ながらこの発想は「お蔵入り」になったのでした。

(つづく)

2006/07/18

かれいどすぽっと

かれいどすぽっと。

万華鏡で覗いた世界って、誰でも感動を覚えたことでしょう。
プロの作られた万華鏡は、本当に別世界。
でも、屋台で売られていたような「ちゃち」な万華鏡でも、
思わぬ世界が広がっていたりして、
本当に日頃気がつかないことがすぐそこに隠れていたりするんだなぁと
実感させられるものです。

そんな世界を、少しでも長く楽しめるようにと、
プログラム作者の視点から思いついたのが「かれいどすぽっと」です。


万華鏡をモチーフにしたプログラムを、テクノポリスの別冊として創刊された
プログラム・ポシェットという雑誌に掲載されたことがありました。
う?ん、もう20年(あ、年齢がばれてしまう...)近く前の話になりますか...。

# ですので、この作品を見て「○○のパクリだ!」と思われた方、それは十中八九間違いです。

当時、「1画面プログラム」というジャンルがありまして。
80 x 25 の画面に収まるソース(2KB!!)で、どこまでのことができるかを競うものでした。

確か、このモチーフになった「万華鏡(というタイトルだったような...)」も、
1画面プログラムとして投稿したという記憶があります。

で、つい最近、これと同じような主旨のプログラムコンテストが存在することを知りました。

それは、HSPプログラムコンテスト の ショートブログラム部門 です。
4096バイト以下 と、当時の2倍近い容量ではありますが、
そのコンセプトには共通のものを感じます。

当時、1画面プログラマーとして「ブイブイ」言わしていた私としましては、
焼きぼっくいに火が着いたというか(この表現、日本語として正しくありません)
燃え上がるものがありまして...。

「これは参加しないわけにはいかない」...と。

んで、思いついたのが「かれいどすぽっと(みに)」でした。

ARIA_Clock, おいといてぇ, うごいてかん, かれいどすぽっと...
これらは、すべて、「お手持ちの画像で遊べるシリーズ」として
作ってきました。(あ、このテーマについても後日話せるかも)

ところが、かれいどすぽっと(みに)は、ちょっと脱線したように見えるのは、
こういう理由があったからなのでした。


さて、2006/08/01 から始まる HSPプログラムコンテスト 2006、
どうなりますことやら...。

わくわくドキドキ...。
投稿した作品が採用されるかどうかに一喜一憂していた頃の感覚が
再び味わえてとっても嬉しいです。